ウッドスタート宣言

ウッドスタート宣言全文

日本は、国土の約3分の2が森林に覆われている、世界第3位の森林大国です。また、太古の昔から木の文化を持ち合わせている国でもあります。

しかしながら、現在、木材の自給率は30%程度となっており、また、近年は森林、特に人工林の手入れ不足が問題化しています。

そこで、「長門市」と「NPO法人 人と木」と「東京おもちゃ美術館」は『ウッドスタート』を推進することで、この豊かな自然や身近にある木と触れ合うことにより、豊かな子育て/子育ち環境を整えるだけでなく、木の良さを知り、暮らしに木を取り入れることにより、国産材木製品の消費を増やし、そのことが日本の森を育て、守ることになるような循環型社会を構築することを目指します。

私たちは、ここに『ウッドスタート』を宣言し、暮らしの中に木を取り入れ、木の持つ可能性を最大限引き出し、それを子育て/子育ちに生かす取り組みを、協力し合いながら進めていくことを誓います。

2016年11月22日

山口県長門市 市長 大西倉雄
NPO法人 人と木 理事長 岩本美枝
東京おもちゃ美術館 館長 多田千尋

ウッドスタート宣言の様子

誕生祝い品をプレゼント

誕生祝品贈呈式

長門産のシイの木を使った「くじらの親子」のおもちゃが5家族に贈呈
今後も、市内で生まれた新生児への最初のおもちゃとして、シイの木のおもちゃを贈呈する予定

木育キャラバンの様子

木育キャラバンinながと

親子でたくさんの木のおもちゃを楽しめる移動式東京おもちゃ美術館

 木育円卓会議

林業や木材産業の従事者、子育て支援の関係者などが意見交換