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長門おもちゃ美術館の周囲を囲む木の回廊。

これは長門の木を9cm角の材に加工し、お寺の「斗組」のように積んでできています。

下段には、堅く腐りにくい「シイ」、中段に「ヒノキ」、上段に雨に強く軽い「スギ」を使っています。

仙崎は風が強いので、下から上へ格子のピッチを拡げて風の力を緩める構造となっています。

ところどころにあるアーチは、眺めをつくり、日差しを調節してくれます。

木の特徴を活かして使う工夫は、有名な岩国の「錦帯橋」にも似ています。

木の色も、グランドオープンの時からは変わってきており、建物自体が木材の経年変化を実感できる施設となっています。

再開館した際には、ぜひ外観の構造にも注目してみてください!

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